2021年03月02日

嫁という言葉

最近「嫁」という言葉が話題になっています。

「嫁」という言葉は 男尊女卑の名残だとか女性差別だとかいうことです。
普段 何気なく「うちの嫁が・・」と使っていますが その当事者である「嫁」は
いい気持ではなさそうです。
そもそも 「嫁ぐこと」「家に入ること」が現在では 死語に近いのではないでしょうか。

その昔私が結婚した時は東京で自分たちで決めた結婚式をしました。
田舎の両家族は招待した形だったのですが 夫の父はそれが気に入らなくて
その後 田舎で親戚 ご近所を読んで「お披露目」という宴会をやりました。
私は今どきそんなことと反対したのですが 夫も断れず行きました。
お披露目されて お酌させられて すごくいやだったのを覚えています。
まぁもともと不愛想なので 評判はよくなかったと思います。

ここに住むことも 同居することもまして「家」に嫁いだという気持ちもないのに
なんだ?これは・・と不愉快でした。
夫はといえば ちやほやされて 笑いながら酒を呑んでいました。

何も「家」と結婚したわけではない。
「家」に入るなんて 思ったこともない そういう人は多いです。

「嫁」は家の女と書きます。
昔の家制度の中では外から入ってきた女のことを「嫁」として扱ったということです。
女性の地位が非常に低かった時代の制度のことです。

「息子の妻」「息子の配偶者」という意味で長く使われてきました。
悪気はなく うちの嫁 と言っていましたが これは間違った使い方だということです。

では なんて呼べばいいのでしょう。
夫の家族からは 「嫁」などと言われたくない。
たいてい ○○さん みたいに名前で呼ぶことが多いです。
それでも 他人に対しては 「うちの嫁が・・」みたいにいうこともあります。
「公私で使い分けるべき」「差別的意図がなければいい」とも言われますが。。。。

「妻」「家内」「女房」「カミさん」「連れ合い」「ワイフ」などですが
公の場では妻でしょうか。

「家内」という言葉も時代遅れかな。
「家の中にいる人」なんてね〜
籠の鳥みたいでいやです。

自分の妻のことを
「嫁・女房・家内・奥さん・カミさん・細君 ・・」はたまた 「愚妻」など失礼な言い方もあります。
では どういえばいいのかというと
「妻・配偶者・パートナー」こういうことらしいです。

では 夫のことはどういうのでしょう。
夫は「主人」「旦那」「亭主」という言い方も、夫が中心で妻の上にいるという考え方で古いです。
「主人・旦那・亭主」ではなく、「夫・配偶者・パートナー」といった表現が望ましいとされていますが
私たちの年代はなかなかそうはいきません。

「公の場では妻・夫」が適切ですが 他人に話すときは 「旦那」とか「亭主」と言ってしまいます。
「夫」と言えばいいのですが 相手がそれで 理解してくれるかどうか・・・つい「旦那」といったりします。

他人の配偶者に関してはまだまだ『ご主人』『奥様』『旦那さん』が一般的だそうです。
「おたくのご主人」とか「おたくの旦那さん」「お宅の奥さん」なんて言います。

ちなみに
夫婦間での呼称、第一位は「あだ名」だそうです。
そうかなぁ〜
若い人はそうなのかも。

下の名で呼ぶことも多いです。
子供が生まれたら いやでも「おとうさん」「おかあさん」になってしまい
なかなか名前で呼ぶことはなくなります。

昔 兄が結婚した時 義理の姉にあたる人が 結婚した後もしばらく ○○さん(姓のほう)と呼んでいたのには
驚きました。そのうちに 名前に変わり おとうさんにかわって行きました。
「兄嫁」「舅や姑」も 「兄の妻」「妻の父・母」というのが適切だそうですから
昔人間としては ややこしいこと・・・・

全然差別の意識はないけれど ずっと使われてきた言葉を変えるのはなかなかハードルが高そうです。

その点 外国語は楽ですよね。
wife・husband
姑は Mother-in-lawのように 舅は father-in-lawと言えばいい。
または
husband's father「夫の父」
wife's father「妻の父」
ですかね・・・

とにかく日本語はむずかしい。
古語が残っていたりして すぐに変えるということもできません。
若い人 都会ならまだしも 地方に行けばやはり「うちの嫁」ですし
男のほうが上という扱われ方です。

ほら 歌にもあったじゃないですか・・
「嫁にこないか」なんてねー
さだまさしさんの 「関白宣言」なんて聞いたらもう女性差別だ!って憤慨する人もいるかもしれません。

いっそ 小話のように
「うちの山の神がね〜」とか
「うちの宿六がねぇ〜」って
いうのも おもしろいかも。。。。

タグ:エトセトラ
posted by うめのはな at 21:12| Comment(2) | TrackBack(0) | エトセトラ
この記事へのコメント
私もうめのはなさんと同じですね〜
大阪で結婚式をしたんですが、舅がそれが気に入らなくて
山口県で和装でやり直しました
親戚の方々にお酌して回って、ご近所にも
挨拶回りという事で舅について歩きました。
私も不愛想でしたよー
昔は嫁ぐというのが普通の言い方でしたね
「〇〇家の嫁」でしたもんね。

私は文章に書く時は「夫」ですが
人と話すときは「うちの主人が」と言っています
夫も「うちの嫁さんが」と言ってます

呼び方はお互い「お父さん、お母さん」ですが、どこの
家庭もこれが多いですね
若い人は「パパとかママ」ですしね〜
子供が家を出たらお互いに名前で呼び合うのが理想ですし
そばで聞いていても微笑ましく思いますね。

前回の記事ですが、雑炊は私も大好きです♪
関西では「おじや」と言うけど関西だけかな・・。

明日は雛祭りですね〜
「ちらし寿司」を作ります(^.^)
Posted by nokko(パセリ) at 2021年03月02日 22:32
nokko(パセリ)さん

昔は「嫁ぐ」という言葉が当たり前でしたね。
特に地方はいまだにそういう概念が多いのかも。
嫁は跡取りを産むため 労働力でしかなかった時代もあります。

私も夫と言いますが親しい人にはつい旦那とか主人とか言ったりします。夫なんか「うちのは〜」とか「連れ合い」とかです。
子供が小さいときはおとうさん 今じゃ じいじです。ときどき 「あなた」もしくは「あんた」になります。

雑炊。
私も「おじや」といいますよ。関東ではどうなんでしょうね。

今日はひな祭りですね。
関西の「ちらし寿司」大好きです。
Posted by うめのはな at 2021年03月03日 06:40
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