2020年01月17日

辛子

急にトコロテンが食べたくなったので 買ってきてもらった。
時期的に 置いていないかも・・と思ったけれど ちゃんと売っていました。
トコロテンを食べるのは 久しぶり。
谷中銀座の店の前で 立ち食いをして以来。
その時も 酢醤油と ねりからしだった。

私は それまで トコロテンと言えば 酢醤油にカラシ以外知らなかったので
一緒に行った 彼女が 高知ではダシやツユや黒蜜で食べるというのを聞いて 驚いたものです。
西のほうは 黒蜜などが多いというのもはじめて知りました。
しかし 黒蜜で食べるなら 「葛切り」なんですけれど ところ変われば・・って感じです。
ちょっと トコロテンを黒蜜で・・というのは 想像できませんが
葛切りと思えば それもありかと思いました。

今回も 酢醤油と辛子が添付されていて それはそれでよかったのですが
私には ちょっと違うんじゃないの〜というお味です。

実は 福井では からし(辛子)といえば「地がらし」なのです。
粒粒の辛子で マスタードに似ていますが 違います。

他県では珍しいといわれます。全国的に知名度は低いですが 150年以上も前から伝わる 福井の辛子なのです。
地がらしは江戸時代の中期から変わらぬ原料・製法で製造されてきました。
通常の和がらしにはない 独特の風味や辛みがあって いろいろな料理に使われます。
トコロテンはもちろん タコの辛し和え ナスの辛子漬けなんかも美味しいです。
おでんももちろん この地元の辛子です。

地がらしは辛子の油分をそのまま、丸ごと粗挽きにしているため、黄と黒が混じった色合いです。
黄色に黒いツブツブです。
脱脂していないので 風味があります。

粉末で売っているのですが 熱湯で使う分手早く練って器を1時間ほど 裏返しにしておきます。
辛味と風味がよくなるそうです。

原料は昔からの福井産のからし種で作っているそうですが 現在ほとんどの辛子は輸入に頼っていて
国内で生産されているからし種はほとんどなく非常に貴重なものだそうです。

注:「和からし」
セイヨウカラシナの種子を粉末にした「粉からし」を水またはぬるま湯で練って作られるもので、通常はそれ以外の成分を含まない。日本で単にからしと言う場合には、主に和がらしを指す事が多い。


和からしと言わず 地からしと言うのが 福井のこだわりなのでしょうね。

とまぁ カラシ講釈でしたが
とにかく福井の 地からしは売っていません。
アンテナショップに行けばあるのかもしれません。

私としては トコロテンは 福井の味で食べたいのです。
美味しさが全然違います。
なつかしい味といったほうがいいでしょう。

練りからしで食べるなんて 似て非なるものとしか思えません。
でも しかたないね〜

トコロテンが売っていただけでも ありがたいです。

昔は辛いものは苦手でしたが トコロテンだけは カラ〜と言いながら食べました。
だんだん 辛いものも食べられるようになって わさびなども 美味しいと思うようになりました。
ピリリとしたものが たまに欲しくなります。


近くのスーパーに時々 マスタード入りコロッケなるものが売っていて
出ると 買っては パクリとかぶりつきます。
コロッケの中から マスタードがあふれてきて
「おお〜から〜」と言いながら食べます。
結構 美味しいです。

好みも味覚も年齢で変わっていくものなのでしょう。

他に美味しいものないかな・・・。
タグ:グルメ
posted by うめのはな at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | グルメ
この記事へのコメント
>・・・・ 粒粒の辛子で マスタードに似ていますが 違います。
 
どこが違うんでしょう、文面 読むとまったく同じように思えるんですけど (^〜^;)
それもトコロテンに入れるよりも
ホットドックにケチャップと一緒にかけたら さぞ美味しいかろ〜と思います
むしろ西洋マスタードよりホットドックには福井の辛子の方が合いそうですね
 
子供のころ近くの駄菓子屋でトコロテンを食べていましたが
子供だったので辛子は まず使わなくて
それよりも醤油と酢の調整で自分の味を作っていましたね
酸っぱいのが苦手な軟(ヤワ)な奴は“みつまめ(蜜豆)”って注文していました
しかしそんな“みつまめ(蜜豆)”を食べるヤワな男は仲間外れになってしまいます
 
トコロテン:昔の食べ方
箸の頭が赤く黄色い箸で食べる、それも一本で
なぜ 昔はそんな食べ方をしていたんでしょう(*・・*)> (#^.^#) ?
 
追:
>・・・スピンオフ小説「祝祭と予感」も読みました。
で、「祝祭と予感」も感動ものなのでしょうか?

Posted by さんほ at 2020年01月17日 22:47
さんほ さん

マスタードは 酢など調整された複合調味料を加えて 辛味を抑えて食べやすくしたものです。
「和からし」は種子だけをつかったものです。

マスタードはナゲットやソーセージにつけてたべます。美味しいです。福井の辛子は 辛過ぎるのではないかと思います。

トコロテンを1本箸で食べるって 初めて聞きました。調べたら 今でもそういう地域があるらしいですね。(三重)つまむとトコロテンが切れるかららしいです。箸の色はなぜでしょう?
トコロテンに青のり 刻みのりかけて食べますが 色合いなのかしらね〜

スピンオフ小説「祝祭と予感」は 感動ものではなく 「蜜蜂と遠雷」の最後と最初を繋ぐ6編の短編です。186ページと短いです。
1年後とか 本篇にあった伏線を繋げる 仲間たちの話などです。本篇を読んでいないとわからない コンクールの前日譚もありますよ。
Posted by うめのはな at 2020年01月18日 06:46
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