2017年09月10日

ボンボニエール展

今日が 最終日なのですが 皇居東御苑の三の丸尚蔵館で 素敵な展示会がありました。
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「皇室とボンボニエール−その歴史をたどる」
会期. 平成29年7月15日(土)〜9月10日(日)

明治20年代から 皇室の引出物のひとつとして ボンボニエールと呼ばれる小さな菓子器が採り入れられました。
手のひらに乗るくらいの小さなものですが 慶事にふさわしく 趣向をこらした工芸品です。
デザインに工夫を凝らして銀や漆,陶磁などの材質を生かしたボンボニエール。
日本の伝統工芸の技をいかした 小さな世界。
日本の工芸の歴史の深さを感じます。
旧秩父宮家や旧高松宮家から まとまった数の寄贈があり 近代皇室のボンボニエールの有様があきらかになったということで 今回まとまった数の展示となりました。

どれも 小さな世界ではありますが 伝統工芸の緻密な技をいかしたもので、あっと驚くようなものもあります。
この ボンボニエールの中に入っているのが 金平糖。
そりゃ 皇室の引きでものだと 食べてしまうのも もったいない。
か・・どうかは 知りませんが 日持ちのする金平糖を入れたそうです。

伝統的製法でつくる 金平糖は 高熱で焼き固めることから保存性が良く、湿気さえ気を付ければ20-30年経っても味が変わらないとさえいわれています。
非常用の乾パンなどにも入っていますね。

金平糖といえば 子供の頃よく食べたので 駄菓子かと思っておりましたが とんでもない。
つくるのに 2週間ほどかかる手の込んだお菓子だそうです。

金平糖は1546年、ポルトガルからもたらされたお菓子の中でも 「高貴なお菓子」として珍重されました。
皇室にふさわしいお菓子なのですね。

創業、弘化四年(1847)の日本で唯一の“金平糖専門店”は この伝統的製法でつくっているそうで 予約待ち1年ともいわれているそうです。

ボンボニエールと同じく 奥の深いものなのですね。
posted by うめのはな at 08:31| Comment(0) | 千代田区
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